美間薫子
最終更新：ID:b1d1eWLMsA 2018年07月21日(土) 23:40:27履歴
「透子さんさえ無事でいれば私は構いませんわ。」
17歳。高校二年生。女性。異世界人。
電気メーカ−の社長令嬢で名門高校に通っている。双子の妹ともにやって来た。
高一にして生徒会長を務め学校の女王の様に振舞い何をやらせても完璧にこなす。
自身も上に立つ者としての自覚はあるが他人、特に弱者を守り愛する事を大切にしている。
それ故に上から目線になりがちではあるが本人にはその自覚は無い。
誰よりも双子の妹である透子を大切にしており自分にはない自由な想像力を羨ましく思っている。
年表 
創世歴28年：17歳。テスタ王国で妹と共に暮らす。…が、早々に妹が事故死してしまう。
「ああ…嘘よ…そんな、嘘よ…透子さん…透子さん……。」
勝手に盗み見ていた妹のノートに書かれた異世界小説を思い出しあれを自分がリメイクしようと思い立つ。
「透子さん…せめて、お話の中で貴方が生きていてくれれば…。」
創世歴29年：18歳。書いた作品がそこそこ売れる。「まだまだ、こんなものじゃないわ。もっと素敵な世界に透子さんを旅立たせるのよ。」
創世歴30年：19歳。「異界少女トオルコシリーズ」は大ヒットし生涯それだけを書き続けた。
この不思議な世界で、もっと様々な可能性もあったはずなのに一人家の中異世界で冒険する妹の物語を書き続ける。
「愛しているわ、透子さん…本当は貴方が書けばもっと素敵な物語になったのでしょうね。
でも私、貴方が生き続けるなら何だってやるわ…。これからもずっと一緒よ。私の愛しいもう一人の、私。」
「ああ…嘘よ…そんな、嘘よ…透子さん…透子さん……。」
勝手に盗み見ていた妹のノートに書かれた異世界小説を思い出しあれを自分がリメイクしようと思い立つ。
「透子さん…せめて、お話の中で貴方が生きていてくれれば…。」
創世歴29年：18歳。書いた作品がそこそこ売れる。「まだまだ、こんなものじゃないわ。もっと素敵な世界に透子さんを旅立たせるのよ。」
創世歴30年：19歳。「異界少女トオルコシリーズ」は大ヒットし生涯それだけを書き続けた。
この不思議な世界で、もっと様々な可能性もあったはずなのに一人家の中異世界で冒険する妹の物語を書き続ける。
「愛しているわ、透子さん…本当は貴方が書けばもっと素敵な物語になったのでしょうね。
でも私、貴方が生き続けるなら何だってやるわ…。これからもずっと一緒よ。私の愛しいもう一人の、私。」
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